人体 - 部位の線引と名称
ボディーワカーなら知っておきたい、身体各部位の名称
正確な言葉を使うのと同時に、線引も明確にしておきましょう。
- 足=足関節(足首)より先(足の骨)
- 下腿=膝関節から足関節まで(脛骨と腓骨)
- 大腿=股関節から膝関節まで(大腿骨)
- 脚=股関節から下全て
- 下肢=骨盤から下全て(四足では後肢)
『健康は足から』『足は第二の心臓』などと言いますが、足だけが機能する場面はほとんど無いので、本当は『脚』の文字を使うのが正解だと思います。
下腿に対して上腿という言葉もあるようですが、筋の名称も大腿二頭筋や大腿四頭筋となっているので、一般的には何故か“大腿”です。
解剖学的には、『脚』と『腕』という部位の分類はありませんが、一般的には使われていると思うので掲載しています。
- 手=手関節(手首)から先(手の骨)
- 前腕=肘から手関節まで(橈骨と尺骨)
- 上腕=肩関節から肘関節まで(上腕骨)
- 腕=肩関節から先全て
- 上肢=肩甲骨及び鎖骨から先全て(四足では前肢)
下肢どうよう、前腕に対して後腕にするとか上腕に対して下腕にするとかいう配慮が無いのが不思議。命名した人のセンスを疑う・・・・などと、揚げ足を取っていればすぐに覚えられます。
体幹や胴体も、解剖学的な部位ではなくあやふやな部分がありますが、正しくは上図の様になります。
- 体幹=腕と脚を除く部分。骨盤、肩甲骨・鎖骨を含む
- 胴体=体幹から更に頸上を除いた部分