整体を独学して開業するのは可能?不可能?

働き方改革。整体の技でも身につけて開業しようとする人が今後益々増えるのは間違いありません。

有名なスクールに通って人気の技と知識を身につけて・・・と思う方がいる一方、独学してなんとかなるんじゃないかと思う方もいるようなので、実際のところどうなのか疑問に答えるエントリーを書きました。これから勉強をはじめる方やすでに勉強中の方にも参考になるはずです。

独学で整体師になれるか?

結論から言ってしまえばなれます。国家資格ではありませんから望むなら明日から【整体師】を名乗っても何のお咎めもありません。

ここだけの話、ワタクシたったの3ヶ月しかスクールへ通っておりません。しかも3ヶ月目からは現場に出て師匠のもとで施術を行なってました。今思えば流石にちょっと乱暴だと感じますが、万年人手不足のこの業界では数日の研修で現場に出されるのは珍しいことはありません。

鍼灸あん摩指圧マッサージと違い治療行為を行ってはならないという縛りはありますが、施術を通じ「体育を説く人」「身体の相談役」「会えば元気になる人」として生業を行うのはOK。

肩書を武器に有利な就職をしたいなら国家資格が必要だけど国家資格を取ったからといって上手な施術ができるわけでもない。運転免許や調理師免許同様、日本の国家資格って実技の上手下手は問われませんからね。

近頃活発な活動が目立つ理学療法士という国家資格も病院を出てたらタダの人。我ら整体師と同じ括りになってしまうので、独立がマストなら取得しなくても良い資格と言えます。

つまり独立開業を視野に入れ時間やお金を沢山かけてスクールに通うのは実はあまり賢いやり方では無いのであります。

独学できるかどうか自分のタイプを知る

飛行機とホテルがパックになって驚くほど安く提供されるパック旅行。観光名所も名物料理もしっかりお膳立てされているけれどあとに残るのは『行った』という事実くらいで旅のスキルは上がりません。

対して個人手配で旅行するとなると準備(予習)時間が大幅に掛かります。予習の段階で行き先に対する予備知識は勝手にどんどん身につく。思い出がしっかり残って旅のスキルが上がるのは圧倒的にこちらです。

さてあなたはどちらを選ぶでしょうか。

パック旅行を選ぶ人なら当然整体の独学は無理です。1から10までパッケージングされたカリキュラムを教えてくれるスクールに行きましょう。
個人手配を選ぶ人なら独学出来ると思います。ただし行きたいところくらいは明確にしておかないとナニも決まらずどこから勉強すれば良いのかもわかりません。

疑問や欲が出てくるまでパック旅行で気楽に愉しむのか、ニッチな欲を満たすため個人で頑張ってわからないところだけ誰かに習うのか・・・・。

整体師は一生勉強。【独立】したいのであればひとりでも勉強出来るように【学び方を学ぶ】のが何より大切なので、我が手力整体塾は「パックと個人の間」であるよう努めています。

パック旅行のようなスクールで勉強するのもあり、いきなり個人手配のように独学で勉強するのもあり。
だけど最終的にはどちらも、『基本自分で何とかできてわからないところは誰かに聞ける』スタンスを身につける必要があるわけです。

大事なのは【魚】を手に入れることじゃなく【魚の釣り方】を手に入れること。
ま、人によっては自ら釣り上げるよりも魚そのものを手に入れることのほうが向いている人もいます。ひとりじゃ生きていけないのはお互い様、もらい上手も大切な役割のひとつです。

整体を独学するなら何を学べば良いのか?

「よーし、ならば整体を独学してみよう!」という方へ、何を学んだら良いのかをお伝えします。

1,機能解剖学

何はなくとも筋骨格の機能解剖を網羅しておくことがマストです。
自分が触ってるのは筋肉なのか腱なのか、どこからどこへ付いてどんな動作をする筋肉なのか知らずに身体に触るのは流石に良くない。
現実問題、「自分は筋肉狙いじゃない」とかいう理由で筋肉のことをまるで知らずに施術している人が結構多くて驚きますが。

2,生理学

身体がどうやって機能しているのか知っていないと施術の本質を見失います。
整体はあくまで機能の正常化を促すことが目的ですからね。

3,物理学

地球上に存在するモノすべては万物共通の物理に支配されています。人間も人間である前にモノなのです。
1Gが存在する地球上で存在するためには物理に従わなくてはなりませんから、初歩的な物理、梃子とかモーメントくらいは把握しておきましょう。

4,施術

施術は別にマストではありません。今後はきっと施術しない整体師がドンドン増えてきます。現代でいうパーソナルトレーナーの役目を担っていたのが本来の整体師。身体を診て、的確なアドバイスができればそれは立派な整体ですから。

施術をおこなうのであれば練習(稽古)が掛かせません。ここで一番重要なのはどこに触るかではなくどう触るか。だからこの段階では目の肥えた人の教えが必要かもしれませんね。

5,マーケティング

商品開発から宣伝・集客・管理・・・・全てを網羅するマーケティングが開業するなら必須。ぶっちゃけここが1番難関です。
スクールで学ぶマーケティングは薄っぺらな場合が多く、自分のスタイルに合ったメンターを見つけてしっかりと学ぶ必要があるでしょう。

6,病理

医業でも医業類似行為でもない民間療法の私達にとって病理は必須ではありません。知ったところで手出しできないわけですからね。
整体の範疇か否か判断する際に必要なことだけ知っていれば良いです。

整体師が知っておきたいのは病気のことより健康のこと。健康な人はどんな人か、痛みのない人はどんな人なのか、良く観察しておくことです。

7,自然の摂理

人間も自然の一部です。健全な自然に必要なことと人間の身体にとって必要なことはほとんどイコールです。整体を勉強するなら自然環境に興味を持ちましょう。

勉強するのは大体コレくらいです。どうでしょう、楽しめそうですか?

遅いも早いもない。思った時がやり時

政府が主張する「戦後最長の好景気」がまやかしなのは多くの人が気づいていることだと思います。それもそのはず、公的年金を株式に投入して株価が上がっただけのことなので、現実に景気が良くなって株が上がっているわけではないのです。
しかも2018年の10~12月に何故か14兆8039億円も溶かしてます。しかもしかも、運用を任せれているGPIFは・・・・

今年度中は、資産別資産額・構成割合及び資産別収益額を開示しないこととしました。

https://www.gpif.go.jp/operation/the-latest-results.html

というなんともふざけたアナウンスを出しております。整体でも身につけて独立開業しようとする人が今後益々増えるのは確実。思った時がやり時です。

整体は独学できる。けれど【学び方】を学んだほうが圧倒的に有利です。独立したらどのみち独学が続きます。ひとりでも続けていけるだけの【考え方・学び方】を礎として築けるスクールを選んで下さい。【独学の仕方を学ぶ】それが肝心です。

もうひとつ言っておくと、世の中でもっとも貴重なのは時間です。独学は出来るけれど時間が掛かり過ぎます。少しでも早く稼ぎ出す為に学び方を学べるスクールへどうぞ!

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