体調不良の人がいたりで土曜はマンツーマン。時間がたっぷりとあったので1回目の小テストを行いました。ちょっと時期尚早でしたがそこは元看護師さん。お伝えしていないはずの事も既に知識を持っていらっしゃるのです。楽ちんです(笑)

R.I.C.E処置

急性の痛みや怪我の応急処置として今もまだ一応最善とされているのがR.I.C.E、通称ライス処置。

R(Rest/安静)
I(Icing/冷却)
C(Compression/圧迫)
E(Elevation/挙上)

打ち身、捻挫、脱臼、打撲、骨折、肉離れ、裂傷などいわゆる怪我はもちろん、捻挫を伴う本物のぎっくり腰(滅多にありません)やズキンズキン痛む偏頭痛など、一時的に血行を抑制させたい時に有効な処置です。

血行を抑制して出血や炎症を押さえ“急性期”の痛みを和らげるのが目的。怪我した瞬間、早ければ早い方が良いものです。(つまり回復期に利用される整体院ではあまり出番はありません。知っていて損はありませんがね。)

全て“血行を抑制する”行為なので、2日も3日も続けては上手くありません。急性期と反対に回復期には酸素いっぱい栄養いっぱいの新鮮な血液が欠かせないのですからね。筋肉痛がそうであるように、多少の痛みが残っていても動いて温めてジャンジャン血行を促したほうが治りは早いのです。

湿布ってどうなの?

さて、ここで話題になるのが『湿布』。
冷湿布とか温湿布とかサ◯ンパスとかト◯ホンとか色々ありますが、ほとんどはメントールなどの効果でスーッと感じるだけ。実際に冷却効果があるわけではないので筋肉など軟部組織の温度は下がりません。つまりRICE処置の“アイシング”に湿布は適さないのです。

温湿布も唐辛子成分などで暖かく“感じる”だけ。実際温まるわけではありません。

ま、近頃の湿布は鎮痛・抗炎症薬が練り込まれているので痛み止めとしての効果は多少望めますが、筋肉を実際に冷やしたり温めたりする効果はほとんど期待できません。

スプレータイプの物も、メントールでスッとするタイプなのか本当に冷却できるタイプなのかきちんと説明を読んで使い方を間違えないようにする必要があります。
(ちなにみ体表で4℃とか5℃程度の冷却効果は単なる気化熱の効果ですよ!)

ついでに少し前のニュースですがこんな恐ろしい事実があります。

シップ処方量・年間総計54億 医療保険でカバーすべきか(市川衛) - Yahoo!ニュース
いま、腰痛などの際に処方される「シップ」を医療保険でカバーすべきか、議論が始まっています。でも枚数なんてたかが知れているし…。と思って年間の処方量の総計を調べると、なんと「54億5千万」以上!?

処方量は年間総計およそ54億5千万。薬剤費は、計算が難しいのですが、だいたい1300億円と推計されます。

湿布だけで年間1300億円!どんだけ!!
ほとんど毎年のように1兆円ずつ増えているこの国の医療費は2015年度42兆3000億円に到達。内、保険料負担が50%弱、患者負担が13%ほどで残りの16兆円は税金で賄われています。2015年の税収は56兆円です。どんなもんでしょね、この現実。

政府が掲げる成長戦略『第3の矢』と整体の関係
成長戦略第3の矢『健康寿命延伸』と整体の関係。医療と民間のヘルスケア事業を連携させようとする第3の矢が不発に終わりそうなのは、医療とヘルスケアの間に「バカの壁」があるからなのだ。

アイシングは氷が最高!タダです!!

熱感・発赤・腫脹が見られるような本気の炎症が起きている場合は、兎にも角にも氷(氷のう)で冷やす!コレが1番です。感覚がちょっと麻痺するくらいまで冷やすのが肝心(凍傷などには充分気をつけてください)。急性期ですよキュウセイキ!いつまでも続けてはダメですからね。
温湿布?貼るくらいならゆっくりしっかりお風呂に浸かりましょう。温泉ならモアベターですな。

そんなわけでワタクシは昨年に続きまた冬の沖縄へ逃亡しておりました。暖かい気候と陽気な人々、南国の魚達と遊んだら急性だろうが慢性だろうが消え去りますわぁww。医療費掛けるよりよっぽど良い!
詳細はこっち⇒http://blog.karadaouendan.com/にレポートしていきます。

沖縄でコンデショニング

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