フレックス制整体スクールで2年通う人と6ヶ月で卒業できる人の違いはなにか?

習得スピードは人それぞれ

学校といえば普通、皆一斉に入学して一斉に卒業するもの。手力整体塾も当初は複数人で同時にスタートして同時に卒業するシステムでした。既存の整体スクールがとっていた随時入校・随時卒業のシステムが乱暴に思えたのも要因ですが、ワタクシが教え慣れしてなかったのが最大要因。作り込んだカリキュラムをスケージュールに沿って伝えてしまえば良い一斉システムは教える側にとって好都合ですからね。

しばらくこのスタイルで続けていましたが、個人差に対応しきれなくなってきました。
全員が全日参加できるとも限らないし理解のスピードは人それぞれ違う。補講で対応しきれなくなってきた頃とワタクシが教え慣れてきたタイミングとが重なり、随時スタート・随時卒業へスタイルを変えて現在に至っております。

スタート講座以降は参加できる時に参加してもらうフレックス制なので個人差は以前にもまして激しくなりましたが、補講という屈辱を味わうことなく『出来るまで』気兼ねなく通えるのでここ数年の塾生は実にのんびりとしているように思います。

現状は、時間(期間)がたっぷりある人にとってはありがたいシステムかもしれませんが、時間があまり無い人とワタクシにとっては結構大変なのが事実。なにせ1年以上学んでいる人と昨日からの人が同じ教室にいるわけで、早く卒業したいのに新入生が次々やってきたら新しい話はあまり出てこないし(たとえ繰り返しのスタート講座でも被らないネタを提供するよう心がけてますが)、個別の進み具合に合わせたり、最大公約数的な全員に役立つ話題を探したりと、教える側は【好い加減】を手探りしなきゃなりませんから。

そんな中にあっても効率よく学べる人はいるもので、皆勤賞でピッタリ6ヶ月(192時間)で卒業した人もいますし、月イチ4日集中の金曜と日曜の仕事前2時間だけしか参加出来ない(つまり1ヶ月10時間)にもかかわらず、1年とちょっとで卒業できた人もいます。140時間を最短必要目安としているのでかなり優秀です!

2年間通ってしまう人との違いはなにか

随時スタート随時卒業のスタイルに変えてから期間は設けずにやってきましたが、かなりのんびりな人でも感の悪い人でも2年あればなんとかなることがハッキリしたので、今年に入ってから【2年以内卒業】という期間を定めました。2年もあったら受講料とか講座内容に変化があるかもしれませんしね。

2年間通ってしまう人と早々に卒業できる人の明確な違いは以下。

目的意識

何のために勉強しているのか、今日何をしに教室へ行くのか、やることなすことの目的が明確にあれば卒業は早くなります。早々に卒業した人達は皆、疑問や興味を解消したり満たしたりしに教室へ来てました。自分の欲がハッキリしてました。
勉強する事や卒業することを目的にしたら卒業は案外遠のきます。

スケジュール管理

目的に繋がる目標(卒業とかレポート投稿とか)を達成するタイムリミットを定めて守るセルフマネジメントができるれば、当然予定通りに卒業できます。自己管理は開業後も必須のスキルです。

予習復習

授業を復習・反芻するために塾生レポートなるブログを書いてもらっています。これの投稿をきっちり出来る人は早く卒業できます。復習のためにブログを書けば理解できていないところがわかって次の授業のネタ振りになります。そうやってサイクルを作らないとパズルのピースは組み上がってこない。バラバラな知識だけが増えてドンドン混乱するので、理解するまでに余計な時間が必要になります。

卒業までに、言われた通りにやれば140時間、言われた事以上にやれば140時間未満、言われたこともやらなければ2年です。何度も言うけどブログ書かなきゃ無理。

もちろん手技の練習も必要。教室で触ってるだけじゃ全然足りません。テキストもビデオもあるんだから自分が次に習うところの手順くらいは予め頭に入れておきましょう。教室は写真やビデオではわからないことを確認する場です。

練習しなきゃ上手くなるわけありませんが数をこなせば誰でもある程度上手くなれるのが実技です。せめて2日に1度くらいは誰か触りましょうね。

結局、早く卒業できるかどうかは、頭がいいとか悪いとかそういう事ではないのです。やるかやらないか、それだけ。カラダのケアも学習もパッシブじゃなくアクティブな方が効果高いのであります。

ラーニング(学習・学ぶこと)には2つの方法があります。パッシブラーニング講義を受ける・聞く・読む、など受動的(パッシブ)な学習。日本の教育は残念ながら未だ大半がここだと思います。アクティブラーニング討論する・体験する・教える。自ら積極的、能動的(ア...

義務教育じゃないんだから早く卒業したほうが良いと思うんですけれどね。

そんなわけで、言われたことは素直気聞いて言われたこと以上にやることやってくれた方が先週卒業しました。お疲れ様でした。

手力整体師認定201812

感想頂戴しましたのでこちらで>>>公開しました。最後のレポートもきっちり書いてくれました。ありがとうございました。

大手サロンで5年も働いてたから手技のベースはあったといえ、日曜2時間しか参加できない状況で良く頑張りました。来年のオープン楽しみにしてます。

卒業後の目的は流動的に変わって良い

ちなみに土曜日の授業前、南房総で週末養蜂を営む卒業生が熱処理すらしてない美味しいはちみつをわざわざ届けに来てくれました。

南房総の美味しいはちみつ

手力整体塾を卒業したからって整体師・セラピストにならなきゃいけないわけじゃない。そもそも整体師・セラピストに決まった形なんてありませんからね。
遊びある人生を愉しむために、遊びある身体と遊びある頭を手に入れるのが手力整体塾。卒業後にどんな形で循環させていくかはそれぞれのキャラクターなり環境なりを活かして決めれば良い。みんな違ってみんな良い。けどやるべきことは案外違わないんだな、コレが。

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パンチ伊藤
パンチ伊藤
12周年を迎えた小さな整体スクール手力整体塾を主宰しています、からだ応援団団長の釣りバカ整体師です。好きなこと得意なことに整体の知恵と技をプラス、個性を活かした働き方を提案しています。

遊びがあれば壊れない

柔軟な思考を生む『遊び心』は遊べる身体に宿ります。
好きなことを明確にして、遊ぶように学び、遊ぶように働ける人が育っている手力整体塾です。