身体に良い食べ物はたったの五種類!あとは遊び心が肝心です

今や【健康】は一大産業。とても大きなお金が動くからアベノミクス(どこいった?)の景気回復戦略三本柱にも盛り込まれているのであります。

成長戦略第3の矢『健康寿命延伸』と整体の関係。医療と民間のヘルスケア事業を連携させようとする第3の矢が不発に終わりそうなのは、医療とヘルスケアの間に「バカの壁」があるからなのだ。

大きなお金が動く民間の健康産業を活性化させて人生120年になったらこの国は早々に沈むのだけれど、実際何を考えているんでしょうかね。国民も、健康にめちゃめちゃ関心があるのに未だ不健康が人のこんなに多いのは一体全体何故なんでしょうかね?
ピンピンコロリと笑って死ぬために必要な遊び心のお話しです。

身体に良い食べ物は5種しか無い

『身体に良い食べ物』と検索をかければ驚くほど色んな食材がヒットします。テレビでも次々取り上げられて翌日はスーパーから忽然と姿を消す食品食材が後を絶ちません。『次々取り上げ』られたり『後を絶たない』っておかしいと思いませんか?あの手の番組を2年位継続して見てたら結局『全部身体に悪くて全部身体に良い』って事になるように思うのですがね。

UCLA助教授の津川氏が、自らの著書『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』からの要約をしてくれている記事が目に止まりました。

これによると、信用に値するほど沢山のエビデンスがあって医学的に健康に良いと言える食べ物は5つしか無いとのことです。

医学的に健康良い食べ物悪い食べ物

病気のリスクを下げ健康に良いと現在考えられているのは・・・

  • 野菜と果物
  • 茶色い炭水化物
  • オリーブオイル
  • ナッツ類

以上。これだけ。逆に身体に悪いことがハッキリしているものも上の表にあるように案外少ないのであります。

先日の教室でこんな話をしていたら『自宅で作ったソーセージはどうか』というツワモノ塾生がいましたが、作ってすぐ食べるならソーセージはもちろんマヨネーズもフルーツジュースも”料理”の域でしょう。持論ですが。

赤い肉、白い炭水化物以外の身体に悪い食べ物は、ツアーで海外行ってホテルで食べるご飯みたいなもんですかね。【出来たての法則】を守っていたら屋台で食べてもお腹壊さないのであります。

タイの田舎の屋台

タイの田舎の屋台

何を食べるかじゃなくどう食べるか

この本は『成分を食べてもダメ』だとも教えてくれてます。例えばフルーツジュース。
100%ジュースといってもその大半は濃縮還元という手法で作られています。その過程で食物繊維等失われるものがあるので、果物を食べるのとは随分と効果が違ってしまう。果物は糖尿病リスクを下げるけれどジュースは100%でも糖尿リスクが上がるエビデンスがあるそうです。成分だけ抽出したいわゆるサプリメントも逆さまに作用してしまうものは結構沢山ありますね。

食べ物が持つ成分が注目され研究され「最新の研究結果では・・・・」といっても、研究機関の信頼性や研究データの量が『エビデンス』と呼べるほどのものじゃないことが多いのが現状。早いもの勝ちで売り逃げする業者に踊らされないようにしたいものです。

『身体に良いものだけ食べろ』とは言わず『健康と幸福度を天秤にかけて自分で選べ』と言ってくれている点で、この本は信用できます。大切なのはやっぱりWhatじゃなくHowなのです。

美味しく食べる、愉しく食べる

某女性タレントさんのあまりの食べっぷりに「それだけ食べても太らない秘訣は?」と質問したことがありますが、答えは単純明快「美味しく食べる」でした。「太っちゃうなーって思いながら食べたらそりゃ太りますよ」だって。

『空腹は最高の調味料』とも言います。本当に腹が減っていれば好き嫌いも関係なく大抵のものは美味いのです。本当に美味しく食べているか?惰性や依存症のように食べていないか?食べる前にちゃんと自分に確認してみましょう。

ついでに言うと、ひとりで御飯食べるのも良くない。『愉しく美味しく食べる』は、『出来るだけ新鮮な状態で出来るだけ素のままいただく』と同じくらい大切なHOWだと思います。

もう一度確認。
魚、野菜と果物、茶色い炭水化物、オリーブオイル、ナッツ類。以上5種類の食品で、必須五大栄養素【糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル】を摂取するのが食べる基本です。良く見てくださいね、グルコサミンもコエンザイムもプラセンタもコラーゲンも酵素も入っていません。
基本を顧みずに妙なこだわりを持っている人が多過ぎるのが、この国に不健康な人が多い理由かもしれません。

完全な健康食品が無いように”正しい”姿勢や歩き方も無い

身体に良い食べ物は5種しかありませんがその5種類とて食べ過ぎたら身体に毒です。

同様に・・・
物理的に痛みの出にくい姿勢はありますがいつもその姿勢でいられるわけじゃありません。
沢山の筋肉を動員した歪みを生じにくい歩き方はあるけれど、道はいつも真っ直ぐなわけじゃありません。
だから普遍的に正しい姿勢や正しい歩き方というものは存在しません

支点と重心を重ねる姿勢や、重心(丹田)を使い梃子を活かした動作は五大栄養素なみの基本。基本は踏まえる必要があるけれどいつでも正解なわけじゃ無いのであります。

偏った筋肉に負担がかかり痛みを生じやすい猫背や出っ尻などいわゆる『悪い姿勢』も、完全な悪ではありません。時と場合によって成らざるを得ない事もあるのでそんな姿勢も出来たほうが良いのです。出来ない姿勢や動作があるってことは動かせない筋肉があるということ。動きの悪い筋肉は血液など体液の循環不良を引き起こします。

現代人はもうほとんど身体の後ろに手をまわす必要がありませんけれど、そのための筋肉は残念ながらまだあります。後ろ向きに歩いたり壁をよじ登ったり出来る筋肉もまだある。あと100年くらいしたら無くなってるかもしれませんけど、妙な姿勢や無理な動作で使う筋肉もあるうちは動かしておかないと上手くないのです。

おかしなこだわりを捨てて好い加減になる

身体に良いものだけ食べるのは滅菌抗菌処理された中で暮らすようなもの。時にはジャンクフードも良いじゃないですか。ワタクシもカップラーメンをすすって晩御飯にしちゃう時だってあります。他にやりたい事がある時は構ってられませんからね。

好い加減で良い。基本はしっかり知っておく。悩んだり情報に惑わされそうになったら基本へ返る。
基本を軸にイイ加減の判断を自分で出来るように成らないと、死ぬまで資本主義の餌食になります。

2015年の医療費総額は42兆3600億円。其処へは16兆4700億円も公費が投下されています。健康産業を活性化させようとする政策がこの公費削減を目論んでいるなら応援したいところですが案外そうじゃなさそうなので政府に期待はしないけれど、皆んなが健康になればそれだけでもっと他のことに税金を使えるはずなのです(国民医療保険の状況 厚生労働省)。増税反対するなら病院に掛かっちゃダメw。

テレビや新聞といったメディアから民間の会社、個人のアフェリエイターまで、健康をネタに大きなお金が動いています。あらゆる情報が入り乱れ、本当に健康へ向かうために必要な事がわからない現状です。恥ずかしながらワタクシも健康産業の隅っこにいますので混沌の一端を担ってしまっているのは確かです。すみません。だけれど私パンチ伊藤、バイアスの掛かった情報を出さないよう十分な注意を払っております。裏付けのない情報は出しませんし不確かなことは不確かだと言います。無理やりな理論付けもしません。当たり前なことだけを繋ぐのがポリシー。当たり前=基本です。

正解を求めずおかしなこだわり(自分ルール)を捨てて基本に忠実に日常を好い加減に暮らす。つまり日常が非日常の連続になるのであります。これは愉しい。ピンコロで笑って人生終えるために必要なのはそんな遊び心です。一度きりの人生、踊らされずに踊るのだ。

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パンチ伊藤
パンチ伊藤
12周年を迎える小さな整体スクール手力整体塾を主宰しています、からだ応援団団長の釣りバカ整体師パンチ伊藤です。好きなこと得意なことに整体の知識と技をプラス、個性を活かした働き方を提案しています。

遊びがあれば壊れない

柔軟な思考を生む『遊び心』は遊べる身体に宿ります。
好きなことを明確にして、遊ぶように学び、遊ぶように働ける人が育っている手力整体塾です。