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整体師への道
第14話 売れるにはワケがある
食いぶちを稼ぐためにはじめたスーパーでのバイト。
品出しと雑用の肉体労働が中心かと思いきや、7件もの問屋を相手に、仕入れからロスまで任されることになった。
値入25%という大まかなガイドラインはあったが、売価もほぼ自由につけて良いので、これが意外なほどおもしろかった。
私が担当したのは、飲料・お菓子・調味料(グロッサリー)等だが、いわゆる『指名買い』は極わずかだった。
コカコーラ、アクエリアス、キッコウマンの醤油、
にんべんのつゆ、カルビーのポテトチップス・・・・・
くらいのもので、あとはほとんど『衝動買い』。
使命買いされるものは、多少高くても、多少変な場所でもお客さんが探して買ってくれるが、それ以外のものは置き場所やPOPによって売れ方が天と地ほど変わるわけです。
つい手にとってしまう絶妙な場所や、「買わなきゃ!」と思うPOPがなければ、多少安くても売れない。
もちろん『安い』というのも理由のひとつではあるけれど、半端な安さは今の時代買う理由にはならないのだなぁ、と実感したしだい。
仕入れ値で出したって売れないものは売れない。
これはつまり、60分6000円の整体と60分5000円の整体では大した差はないってことに繋がる。
『半端な安さは買う理由にならない』
ということを沢山試せたのはこのバイトで得た貴重なデーターでしょう。
実際に私がつけたPOPでうけが良かったのは・・・・・
・ようやく入荷!
・オリゴ糖はビフィズス菌のエサです(ヨーグルトの側で展開)
・売れ残りの商品は、原価ギリギリまでの値段+○日までの超特価!
・1200円もするシソ油に、必須脂肪酸の必要性を長々と説明するPOP
などなど。
理由がなければ売れないということをつくづく勉強させていただきました。
接客も良い勉強になったと思います。
ちなみに、この頃の出張整体の売り上げ・・・・・・月5万円ほど。
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