ポッカリ明いた医療の隙間を埋める筋肉系整体師養成を行なう手力整体塾では、普段あまり病理の話しをしませんが、何となく流れで鞭打ちについてお話しました。

自動車事故などで良くある鞭打ち症は、結局のところ良くあるぎっくり腰(プチぎっくり)同様、軽い捻挫が大半だと思います。画像診断などでは異常が見つからず、症状は首筋、背中、肩のこりや痛み、耳鳴り、頭痛、めまい、吐き気などいわゆる肩こりのそれと同じことからも、頚周りの靭帯や筋肉が過度に伸張性された為に起る外傷性首肩コリと言えます。

治療と称して未だ牽引などの物理療法を行なう事もあるようですが、伸張されたものを牽引するのはいかがなものかと思うのは釣りバカ整体師だけではありませんよね?

事故後上記に上げた症状ですんでいるなら、通常の首肩こりと同じように硬く縮こまった筋肉を緩めること⇒伸ばされてしまった筋肉を締めなおす事が症状緩和の王道だと思います。(無論外傷性脳損傷なども考えられるので精査は必須です)

問題は、通常の首肩こりでは見られないような症状の鞭打ちもあるという事。
そんな時の為に*低脊髄圧症候群という疾患があることも知っておきましょう。はい、知っておくだけでOKです。疑わしい方さえ滅多にいません。鞭打ちと申告されても通常通り動きと姿勢をて診て施術可能です。

 

脊柱

 

 

 

*鞭打ちや尻もち、椎間板ヘルニア、脊髄麻酔、脊椎への手術等で脊髄膜が損傷し脊髄液が漏れ出す疾患。一定の圧力を維持する脊髄液に浮いているはずの脳が浮いていられなくなって、酷い頭痛や癲癇にも似た発作を起こす。
脊髄麻酔を打った時に沢山水を飲んで沢山小便するように言われましたが(そうしないと酷い頭痛に襲われることがあるらしい)今思えば注射した事で一時的に脊髄液が漏れ出していたんだな。