当ブログの人気記事として長いこと上位に君臨しているものにこんな↓のがあります。

身体が硬い事のメリット・柔らかい事のデメリット
別にタイトルを間違えているわけではありません。身体が硬いのは悪いこと。柔らかい身体はメリット沢山!みたいな風潮がありますが、常識は何処かの誰かが勝手に作り上げたのです。簡単に信じちゃいけません。身体が硬い(関節可動域が狭い)という事は固定するには...

それぞれの個性をそれぞれ得意な土俵で活かせば全部メリットになるし、土俵を間違えたら全部デメリットになる。アレが良いとかコレが悪いとか単純な極論じゃなく、時と場合とそれぞれの個性など状況によって正解は変わる。学校のテストとは違うのです。

姿勢(視診)も関節可動域(動診)もあくまで目安

地上で直立している私達人間には、物理的に理想の姿勢があります。

理想の立ち方・座り方を考える前に。丹田とチャクラの新解釈
背筋を伸ばすとか胸を張るとか、頭を背骨に載せるとか足裏の内側に重心を置くとか、爪先の向きはアッチとコッチとか・・・・『正しい立ち方ってどんなだろう』と折角疑問を持って調べだしたけれど、統一性のない色んな情報が散らばっていて、結局何だかわからないま...

関節可動域にもスタンダードが一応あります。
んが、あくまでも目安でしかなく、痛みの有無や健康・元気などと綺麗に比例しているものではありません。

腰が曲がっても元気なおばあちゃんはいるし、前屈出来なくても腰痛のない人はいる。反対に、ひどい腰痛に悩むバレエの先生もいるし、姿勢が良くても健康じゃない人もいます。だから一方的に判断して一方的な施術は出来ないのです。(姿勢や可動域をないがしろにして良いわけではありません。基本として大切!)

新入生にお願いするホームワーク「伸びてる筋探し」の答え合わせをした流れで、実際に他動のストレッチをおこなってみました。

姿勢も関節可動域もあくまで目安

姿勢も関節可動域もあくまで目安

個人差いっぱいで面白いね。総じて女性の方が体が柔らかい(関節可動域が広い)場合が多いです。性差、つまりホルモンの差です。ちなみに下の写真で可動の狭い男性に肩コリは無く、一番手前で肩がもげそうなくらいに柔らかい女性は肩コリがあります。そんなもんです。

それぞれの身体に必ずメリット・デメリット両方ある。使い方が噛み合ってない時に不都合が出てくる。それだけのことなのです。

無いものは無いと認め、有るものはトコトン活かす。これ、自信を持って自分を愉しむために欠かせない事だと思います。夢や憧れも大切だけれど、基本的に『出来ることしか出来ない』ってのが真理ですな。
ただし、“慣れ”は偏りを生みます。だから少しだけいつもと違うこと、出来ないことにも手を出していく。そんな遊び心も忘れずにいたいですね。

先の人気記事の時に入塾した方が、丁度この日めでたく修了を迎えました。

手力整体塾修了

号泣の修了式

寂しん坊がゆえ?随分と長いこと通ってくれて、最後は号泣(笑)。先天的に靭帯がゆるくて、整体やマッサージは諦めていたようですが、一緒に試行錯誤しながらユニークな手技になりました。きっと人気者に成れると思います。
あなたの身体は動くために有る。動き出した丹田を眠らせないように施術に励んでいって欲しいと思います。ありがとうございました。

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