性別によるカラダの違い

分厚くて気持ちよさそうな新入生の手

半年ぶりに男性が入塾したこともあって、筋骨格における男女差が度々話題に出るのでここでまとめておきます。

筋肉

総じて女性のほうが柔らかいです。全体的に柔らかい筋肉の中にコリがあるので、隠れたコリも明確な手応えを感じやすいのが女性。
インナーマッスルや靭帯の柔軟性も比較的女性の方が高めですが、身体は柔らかい(ヨガ・ストレッチなど得意)のに触るとカチカチというパターンも女性特有だと思います。男性の場合は触れる筋肉の柔軟性と身体の柔軟性は大体イコールです。
牛・豚・イノシシなどもメス肉のほうが軟らかく獣臭も少なく価値があります。雌牛専門なんていう焼肉屋もあるくらいですからね。

骨格

女性の頭蓋骨が総じて小さめという特徴もありますが、明確な違いは骨盤にあります。白骨死体は骨盤で男女を見分けるのです。

骨盤の性差

とてもざっくりボールペンで手書き。お見苦しくてすみません。
黒が男性、赤が女性。男性の骨盤は比較的縦長でコンパクトな場合が多く、女性の方が横方向の大きさを持っています。
中でも明確な違いは閉鎖孔(坐骨のところにある穴)と恥骨弓(恥骨結合から坐骨に向かうナナメの角度)。男性の閉鎖孔は縦長で女性は横長。恥骨弓の角度は、男性45度女性90度ほど。仙骨も男性のものは細く長く、女性のものは広く短いのが特徴。
伊藤の拙い経験でも女性の骨盤は結構個人差がありますが、仙骨と閉鎖孔と恥骨弓には決定的な性差があるようです。

内蔵

男性には存在しない子宮があって妊娠出産という一大イベントを経験できるのが女性。骨盤の性差はこのイベントの為に生じているわけです。
胎児の初期には男女とも同じミュラー管とウォルフ管いう構造を持っているそうですが、男児ではミュラー管が退化しウォルフ管が輸精管などへ進化、女児ではミュラー管が子宮などになりウォルフ管は退化という仕組み。
生殖に関わる臓器以外に性差はありません。

ものはついでなので、ワタクシの個人的見解での男女差をば。

呼吸

仰向けに寝転がっても自然な腹式にならないくらい、腹式呼吸が苦手な女性はとても多いです。胸式の浅い呼吸になっている事が多いので斜角筋がガッチガチな割合も高いと思います。

重心

女性の場合、最大の重心【臍下丹田】がまとまりにくくちょっと上ずった重心になる人が多いようです。それが女性特有の身のこなしとも関係しているように思います。

呼吸と重心に関しては、妊娠~出産にあたるための臓器の性差に起因していると思われます。臍下丹田があるべき所に子宮がありますし、妊娠中は腹式呼吸がやりにくくなりますからね。

水循環

脚や腕など、水風船・水枕のような触り心地の男性は滅多にいませんが女性では3割位が細胞に水を溜め込んでいます。東洋医学で言うところの水毒状態。夏の冷房にやられてしまう様な人の事を言います。

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思考

男性は単純で(表面的に)理性的な思考回路を持っています。だから結論を急ぐ。解決策を必要としつつも頑固な一面が邪魔する場合もある。基本的に“戦う人”。
女性は複雑で(表面的に)感情的。結論や解決策よりも共感が欲しい。「女心と秋の空」という諺があるほどうつろいやすく、つまり柔軟性があるということ。基本的に“守る人”。

性差の本質はホルモンです

などなど、様々な性差が生じていますが、そもそもは男も女もまったく同じもの。本質的な違いはホルモンだけです。

テストステロンやアンドロゲンなどが沢山出れば男性的に、エストロゲンやジェスタージェンが沢山出れば女性的に。筋肉も骨格もその他諸々の性別差も、本質的にはホルモンだけの違いです。

研究報告に面白いものがあります。

学生らに15分間銃を扱わせたところ、唾液から普段の100倍近いテストステロン値を記録したという。このことから、危険物あるいは危険な行為が更なる分泌を促す・・・・・・うんぬん。

『人生で一番心臓に悪い日は人生で一番幸せな日』オリンピック体操男子団体の誰かがインタビューで言ってましたが、男子がちょっと危ないものに面白さを感じるのは、男性ホルモンを分泌させる為の大切な嗜好なんですね。

成人の儀式として度胸を必要とするものや危険を伴うものが残っている国と裏腹に、危険からドンドン遠ざけられて育った我が国の男子が草食化(女子化)しているのは当然の結果かもしれません。
男子諸君、子供の頃火遊びとか刃物とか木登りとか大好きだったでしょう?ちょっと危ない遊びでドキドキしましょうぞ。
周りの大人達、特にお母さん・女性陣は、危ないからとむやみに遠ざけず暖かく見守ってちょうだいな。

ちょっと危ないことが男性ホルモンを出す!