遠く群馬県から医療関係のお仕事をされている人も迎えてのトリガーポイント専科。『現代医療・西洋医学はそろそろ限界』そんな言葉がとても印象的でした。

石川の加茂先生はじめ、近頃ではあちこちのお医者さんや医療従事者の方々が、レントゲンやMRIに映る器質的な変性(ヘルニア・すべり症・脊柱管狭窄症・頚椎症・変形性膝関節症などなど)と痛みとの関係を否定し始めています。医療機器の進化で『画像で見たら痛そうに見えた』。たったそれだけの理由で痛みの元として診断されてきたけれど、摩訶不思議な事に、現代医療では実に85%もの腰痛が原因不明という現状。にもかかわらず、年齢相応・経年変化として身体に生じる当たり前の器質的変性を、あたかも“病気”のように伝えてしまうのは如何なものか・・・・、と現場から声が上がりだしているわけです。

健常者MRIデータ

MRIによる健常者の年齢別異常検出率。BodenS.D.et al(J Bone Joint Surg Am 1990)加茂先生のサイトよりお借りしました。

非常に残念な事ですが、日本の医療は医療機器メーカーと製薬会社のためにあります。
高額な検査機器を導入した病院はどんどん検査をして元を取らなきゃいけない。画像に映ってたら言わなきゃしょうがない。風邪薬でさえ胃薬がセット販売。お医者さんだって嫌気がさします。

『政府が誤りを犯さないようにすることは、市民の役目である』そんな言葉もあります。
どこぞの議員先生達の不祥事が相次いで発覚したように、金と権力を持ったらおかしくなる人が出てきますから、一般市民が目を光らせておく。
政治も医療も一般市民のためにあるなら私達一般人がもっと声を上げていく必要があると思います。現代医療では85%もの腰痛は原因不明。なのに切ったり貼ったり。そんなのオカシイだろう!と。

トリガーポイント専科

伊藤が思うに、そもそも“痛み”を病気として考えている事が間違い。だからいつまで経っても原因不明なんじゃないでしょうか。痛み(痛覚)は味覚、嗅覚、聴覚、視覚などと同じ感覚に過ぎません。原因分子は外にあるわけで、いくら優れた画像機器で内部を見たって見つかるはずありません
(痛みの直接的な原因は大抵コリですが、コリは画像に映りませんしコリを作る根本原因は外にあります)
喜怒哀楽の感情にも似たもの、それが痛みだと思います。

痛みは病気じゃありません。痛みが無かったらそれこそ病気です。