土曜日臨床の時間。
骨盤の動き・頚の回旋・足がつる(痙攣)・相関・・・などなど。沢山の質問疑問が出てきて有意義な時間でした。

整体を難しくしているもののひとつに“連動”があります。
歩行という基本動作に利き手の存在を加味して、PNF(固有受容性神経筋促通法)の理論に基いた身体の見方をしていきますが、ここでつまづく人が多い。
こう書くとなんだかとっても難しそうですが、シーソーとか作用反作用とかコッチが動くとアッチも動くみたいな当たり前の事を繋ぐだけなので、視野を広げたり狭めたりのコントロールさえ出来るようになると、一体何を悩んでいたのか不思議になると思います。

歩行でみる身体の連動

冷静に見れば『せーの!』で動いているところは必ず見える

全ての筋肉が関節をひとつだけ跨ぐ単関節筋だったら、整体はずっと簡単なものになります。
んが、実際は筋肉の基本生理のひとつ『縮んだら縮んだだけ出力が落ちる』をカバーするため、多関節筋が大半を占めます。

単関節と多関節2

筋肉の縮み過ぎをカバーすべく隣の関節がカウンターで動く。
(赤の筋が縮み過ぎない様ピンクの筋が縮む事でカバー)
関節を2つ以上跨いでいる多関節筋だからこその連動があって、身体はスムーズ且つパワフルに動けます。

全ての筋が単関節筋だったら整体はとても簡単ですが、身体の可動は今よりもずっと小さく、筋肉はしょっちゅう痙攣を起こしていることでしょう。

人型のロボットがどうにもギクシャクしてしまうのは、この手の連動をプログラムするのが途方も無い作業だからなんじゃないでしょうか。
生命の神秘。どんなに頑張っても人に命は創れませんね。