土曜日臨床の時間。『最近カカトが痛い、カカト重心だからでしょうか』という質問がでました。
どんな些細な事でも気付いて発言する事が何よりも大切。周囲にリアクションを取らせるアクションを起こせるようになってきた事を嬉しく思います。

痛みの原因を探る時に、答えを急がないのも手力整体塾のこだわり。腰や膝、肩こりなどもちろんの事、カカトが痛かろうが肘や手首頭e.t.c.どこに症状があっても行なう検査は同じです。

  • 徹底した問診
  • 姿勢を診る
  • 可動域(動作痛)を診る
  • 実際に触って確かめる(触診・施術)

この過程を経ずにアレコレ考えても多くの場合無駄。経験が少なければ尚更です。
『最近カカトが痛い、カカト重心だからでしょうか』という質問に対して仮に『はいそうです』と答えを急いだところで何処をどうしたら良いのか分かりませんよね。上記の検査をして隠れたコリ(トリガーポイント)が見えてから、『このコリが姿勢を崩し重心をずらしている。だからカカトに負担が掛かっている』と順序立てて考えられるようにしましょう。答えを急がない。もし急いでしまった時も『なぜ?』と立ち返られるように。

ちなみに、負担が掛かるのはあくまで筋肉へなので、カカトが痛い=カカトに停止している筋肉に負担が掛かっているという事です。だから重心はつま先寄りかもしれませんね。実際により気になる側(右)のフクラハギにコリが見つかりましたし、膝も曲がり気味。背屈力も低下していました。立ち姿勢の捻じれも含めて歩き方の癖が想像できた。歩いてもらったら案の定、動きの悪い部分が一目瞭然。左の殿筋という結果でした。

歩行観察

“診れる”ようになると意外なところにある原因に辿り着ける。
暗号解読。宝の地図を読み解く力を身につけて欲しいと思います。