『ケアをすれば良くなるけれどまたぶり返す』
慢性的な症状というのは生活環境が何も変わらなければやっぱりぶり返します。同じ姿勢を長時間強いられたり、反復動作を繰り返せざるをえない場合はどうしたら良いのか、どういうアドバイスをしたら良いのか、みんなで考えました。

実際のところ、整体を受ける方達は根本的な原因に薄々気付いていると思います。だから『運動不足です』とか『○○し過ぎです』なんてのはアドバイスになりませんし、既にわかっている事を指摘されるのは気分の良い事ではありません。
本当に相手の事を思うなら、それを踏まえたアドバイスをしなければ意味がありません。

  • 仕事中でもできる極々簡単なものにする
  • 一般論ではなく専用のアドバイスをする
  • 身体を感じてもらう
  • 驚いてもらう

痛みにフォーカスしているけれど身体にはフォーカスしてない。 これ、繰り返し慢性症状を訴える方々の特徴のように思います。

検査の段階から本人のフォーカスを身体に向ける工夫をしていく。 あ、腹の肉にばかり気をとられてダイエットが上手くいかない人も同様ですね。身体がどうなっているのか隅々まで感じる事が大切だと思います。

(慢性症状が寝相で解消した塾生>>>)

木を見ず森を見る

森を見る

自分の身体に興味を持ってもらう。 その為に整体があります。

  • 現状どうなっているのか感じてもらう
  • 術中の変化も逐一感じてもらう
  • 術後も勿論感じてもらう

『痛みが取れた』という痛みへのフォーカスだけでなく、温かくなったとか力が抜けたとか重くなった・軽くなった、伸びた・縮んだ、真っ直ぐ立てた・・・・e.t.c.意識を体中にめぐらせて変化を感じてもらいましょう。

五感の中でもっとも新しいのが体性感覚(触覚)。身体の隅々までこんなにも色んな感じ方が出来るのは人間だけです。折角だから痛い時以外も感じて楽しんでほしいと思います。

痛みではなく身体に興味が向いてくれば、気付かずに繰り返していた癖に気付くかもしれません。(身体に興味が向いて気付いた塾生>>>

慢性症状のほとんどは、高血圧や糖尿病と同じ生活習慣病。習慣そのものが“病”なので習慣が変わらなければけして治ることはありません。 意識的に変えなくても、痛みが引いた事で動きが変わったり意識が変わったりで治ってしまう事はありますが、患者さん・お客さん御本人が変わったことに違いはないのです。

対処療法をヨシとして通わせている病院や整体院は未だ多いのが現状ですが、何も変えたくない人にとっては親切なのかもしれません。 治っちゃ困る人は案外多いですからね。