インナーとアウター

慢性の腰痛や肩こりを訴える人の多くは、インナーマッスルを動かせない事が多いと思います。

立ちっぱなし、座りっぱなしなど、姿勢を維持するのは、【赤筋】を多く含むインナーマッスルが得意とするところですが、これが衰弱、もしくは上手く動かせない状況では、瞬発系の【白筋】を多く含むアウターマッスルが働いてしまう。

働き続けることが苦手なアウターは、すぐに疲労し痛みが出ます。
そんな事を理解し、適切なセルフケアのアドバイスをするために、色んな姿勢を維持するトレーニング、スタビライゼーションを行ないました。

かなり運動をやり込んで筋肉ムキムキの人でも、このトレーニングを最初からすんなり出来る人はいません。見た目にわかるムキムキの筋肉はアウターですからね。

やり始めて数日間は、ほとんどの方がアウターを使ってしまうので、凄くやりにくいし、筋肉痛もでますが、4、5日続けると驚くほど簡単に出来るようになります。

インナーへの回路が修復された証拠です。

 

柔らかいけど固い人

『からだは柔らかいんですけどね・・・』
関節稼動域がやたらと広く、からだはグニャグニャ。しかし肩や背中に触るとカチカチ。そんな人も意外といるものです。特に中年の女性に多い。

この場合、1番簡単に狙いを絞り込める“動診”が役に立ちません。
グニャグニャですから。

ではどうするか。
動き以外にも、まだ沢山“診る”ものはあります。

東洋医学的には、“脈診”“嗅診”“腹診”などありますが、わかりやすいのは“視診”“触診”でしょう。

shortしている筋はどこか・・・・・
動きの悪い筋はどこか・・・・

目と手で探し当てて、圧痛を取る事で評価を得ていきます。

整体学校
今回の手力整体塾は、沢山の人の協力を得て進んでいます。協力いただいている皆さんに感謝です。こんなに色んなからだに触ったのは、過去に例がありません。お陰様で、塾生の施術も安心して見ていられる様になりました。

 

前半の感想

遠く岐阜県から参加の塾生から、前半戦の感想をいただきました。

以下メールより

*・・・・・・・・・・・・・・・*・・・・・・・・・・・・・・・**・・・・・・・・・・・・・・・*・・・・・・・・・・・・・・・*
一ヶ月の授業を終えて多くの事を学びました。

いちばん強く印象に残ったのは、学んだ手技で何人かの患者様に施術を行った際、「痛みがなくなりました。」と言う反応が返ってきた事です。

体の仕組みに基づいて原因となる筋肉を緩めることで、ちゃんとした成果を手に入れる。
これは自分にとって大きな収穫でした。
何よりも自分自身がうれしかったです。

始めに自分自身が求めていた先生と生徒の「一対一」の授業は常に緊迫感があり、さらに本物の患者様に施術することで緊迫感が増し、充実した授業内容になっていると思います。

例えるなら、整体のお店に就職してしっかり教えてもらっている感じです。
(イメージですが)

しかしながら、さすがに場慣れしていない状態での患者様への施術は少し遠慮が入ってしまい、
「本当に壊してしまったらどうしよう。」と言う不安感に襲われます。

この不安感を何とか確信に変えていけるように、これからも学んでいきたいです。

*・・・・・・・・・・・・・・・*・・・・・・・・・・・・・・・**・・・・・・・・・・・・・・・*・・・・・・・・・・・・・・・*

先週モニターをお願いした方が、自らの意志で昨日も来ていただけました。
早速リピーター確保です。

そこで、聞いてみました。

★『いくらなら払っても良いですか?』
☆『いや~もう5000円くらいなら払いますよ!』

マンツーマンゆえ比べる対象が無いので、自分の成長具合を少し不安に思っていたようですが、

施術1回5000円

これが前半を終了した時点での適正価格でしょう。

 

新たな試み

2007年までの手力整体は、
約3ヶ月間、毎週末通っていただくスタイルでした。

『からだで覚える』には良かったようですが、
『しっかり理解する』には少々時間が少なかったように思います。

2008年からは、同じ総時間数で期間を長くなし、
『しっかりマスター』するための時間を考慮しました。

ただ期間を長くしただけではなく、
自宅で効率よく学習できるように色々考えて。

そのひとつが、基本手技テキストの完全映像化。
固定カメラの映像に、術者目線の手元映像や、
筋肉図、ラインガイドなどを重ねてみました。

サンプルを公開します。(注意:音が鳴ります)
実際のものには解説音声が入ります。

 

本格的に壊れた人を相手にする授業

08年春生はたった一人でのスタートで正直いとうも少々不安がありましたが、色んな人の協力でかえって内容の濃い、緊張感のある授業を展開できているように思います。手力整体塾に賛同して、協力してくれる方々に感謝感謝です。

10日目の昨日は、本格的に『患者さん』と呼びたくなる人が練習代になってくれました。
虎の巻のチェックシートにそって動診を行ない、隠れた敵を探し出します。

  • 『なぜソコに痛みがあるのか』
  • 『どこに隠れた圧痛があるか』

仮説と検証を繰り返して、最後はひとつの物語を完成させます。
整体塾

検査や見立ては実際の患者さんと同様にお手本を見せて、施術の大半は塾生にお任せしまた。まだちょっと上半身がブレていますね。肩の力も抜けていません。