『はたして自分は整体師に向いているのか』
勉強を始める前や、はじめてしばらく経ってから、特に思うように上手くいかない時にはきっと考える事だと思います。

不肖伊藤の場合、勉強を始めるにあたってはまったく考えませんでした。単にやりたかったから始めた。
卒業して現場に出てからしばらく、自分で勝手に作り上げてしまった【整体師像】と元々の自分とのギャップという面で、向いているとか向いていないとか考え、悩んだ時期がありました。今となってはチャンチャラ可笑しい話しです。

【整体師像】とかそういったものは置いておいて、問題の本質は『整体師を楽しめるか』『整体にハマれるか』だと思います。

さてここで、申し訳ありませんが釣りの話になります。
一般的に釣りに向いているのは『気の長い人』と思われているようですが、実は『せっかちな人』の方が向いています。
気の長い人は魚が居ようがいなかろうが、ずっと同じ場所で釣り糸を垂らす事ができてしまう。対してせっかちな人は、魚を求めて自らドンドン移動する。移動が間々成らない時でも、仕掛けを変えたり餌を変えたり、あらゆる手段を使って少しでも魚に近づき魚の気を引こうとします。
どちらがより多くの魚を釣るかは語るまでもありません。自然相手だから時には気の長い人の方が釣る事もありますが、生涯獲得匹数だったら間違いなく後者の方が多くなります。そもそも気の長い人はハマりませんしね。

楽しむ能力

もうちょっと一般的に映画鑑賞で例えましょう。
老いも若きも趣味のひとつとしている人は多いと思いますが、ただ数を見ているだけで趣味と言えるでしょうか。
旅行もそう。ツアーに申し込んで後は付いて行くだけ。帰る頃には次何処に行こうか考えているような“旅行に行くこと”が目的になっている場合、それは趣味と言えるでしょうか。

いやまぁ人それぞれ色んな楽しみ方があるとは思いますが、ただ腹が膨れれば良いだけの食事みたいな気がしてなりません。もうちょっとしっかり噛んで味わってみたら、もっと面白くなるんじゃないでしょうかね。
たまたま観た映画を面白いと思ったら原作を読んで見るとか、飛行機やホテルの手配を自分でしてみるとか、ひと手間かける。予習復習みたいな事ができる人は、同じ映画、同じ旅行からもっと多くのものを得られると思うのです。よく噛むと色んな味がして吸収できる栄養も増える・・・・みたいなね。

つまり、自らの工夫でモノゴトをより楽しめる能力を持った人が整体師に向いています。まぁそんな人はサラリーマンだって楽しめるわけですけれど。
だから現状が嫌で嫌で仕方なくて、ここはいっちょう『整体で独立!』とか思っている人は向いていないかもしれません。はい、無理とは言いません。『嫌だ!』と思った時に出るパワーは案外強力なのです。ただ長くは続きません。強い瞬発力が出ているうちに、一気に駆け抜けてしまうのが良いです。ちょっと苦労するかもしれませんが、いつしか楽しむ能力も付いてくるはず。そうならないと続きませんから、徹底してハマり方を仕込ませていただきます。
現状も結構楽しい。だけどもうちょっと楽しくしたい。そんな人はすんなり理想へ近づけるはず。伊藤は楽チンです。

もちろん、自ら身体を壊して整体などの徒手療法で回復した経験があれば尚更良いですが、それよりなにより、モノコトの楽しみ方を知っている方が大切だと思います。
ちなみに手力整体は『手力』と銘打っておりますがチカラは使いません。身体的、体力的に向いている・向いてないはありませんのでご安心下さい。

楽しむ能力に長けた有名人代表所ジョージさんも言ってます。『楽しいって奴は何やっても楽しむ。つまらないって奴は何やっても幾ら掛けても何処へ行ってもつまらないって言う』。
この曲のAメロの歌詞も、1番と2番で聞き比べてみて下さい。

 

さて本日から今年最後の4日間集中講座。また遠く滋賀県から久しぶりの男性新入生を向かえる予定です。整体の学校案内はこちら>>>