昨日のyahooトップニュースにこんな記事がありました。

<柔道整復師>カルテなど提出義務化 不正請求防止へ

接骨院を開業できる柔道整復師(柔整師)という国家資格があります。
医療行為は行なえませんが医業類似行為に分類され、公的医療保険の請求をおこなうことが出来ます。んが!按摩マッサージ指圧師ではありませんし医業でもない。あくまで柔整師は柔道整復業。『骨折・捻挫・脱臼・打撲』の4種のみが対象です。

転んだ・ぶつけた・捻ったなど、いわゆる怪我をしたわけでなく、何となく痛くなった腰や慢性的な肩こりを接骨院で保険適用され数百円で施術を受けられていたなら、レセプトには「腰部捻挫」とか「肩部打撲」とか有りもしない傷病名が記され、市町村や組合へ不正な医療報酬請求がされているのです。その額なんとビックリ3800億円!(2014)。

健康保険の破綻

世界に誇ってきた日本の健康保険制度ですが、残念ながら年金同様とっくに破綻しているのが現状。

国保の都道府県移管、知事会など了承 18年度から
オリンピックと政局報道の陰で密かに進行している「国民皆保険」の危機

国民医療費は現在約39兆円。そのうち私たちが支払っている保険料は約19兆円。患者の自己負担が約5兆円。その差額(39兆円-19兆円-5兆円=)15兆円もの巨額赤字。
現状、その巨額赤字をすべて税金で穴埋めすることにより、なんとか保険制度を維持しています。

昭和22年、収入の3%代だった保険料は今や10%前後。毎年の様に掛け金が値上がりする保険なんて聞いたことが無い。事実上破綻しているわけです。

腰痛・肩こり含め、先天性を除く、高血圧・脂質異常症・糖尿病・肥満などの生活習慣病と呼ばれる、死なない・治らない(医療では)“おいしい患者”に成り下がって健康保険を使い続けていれば、支払う保険料はドンドン上がっていくわけで、「せっかくの保険だから使ったほうが得」って事じゃないのです。

このままでは自己負担額も上がるかもしれない。いざ、医療で本当に治せる病気になった時、支払いきれずに治療を受けられないとか、医療費破産するとか、アメリカのようになっていくかもしれません。ってかこのままじゃなりますね。
結局このシステムで美味しい思いをしているのは、医療機器メーカーと製薬会社、天下ったお役人達なんですなぁ。

TPPでアメリカが本当に狙っているのは、日本の医療制度という説もあります。
選挙の争点にならないTPP、果たして日本の医療制度は本当に崩壊するのか!?

余程のお金持ち以外は病院にかかれない『病気=破産』のアメリカ的医療が目前に迫っています。『自分の身体は自分で守る』そんな時代は否応なしにもう直ぐそこまで来ているのです。

これから、療法の世界へ足を踏み入れようとしている方、治療家・施術家を目指そうとしている方には、それぞれの資格とそれにまつわる法律や医療保険のことなども踏まえた上で、資格や学校を選んで欲しいと思います。

整体・マッサージなど手技療法の資格 - 分類と比較
整体・マッサージ・接骨院など。違いを明確に知っておこう『何だか似たようなのが資格が沢山あって違いがはっきりわからない』これから手技療法の勉強を始めようとする時まず悩む事だと思います。このページでは数々の手技療法の実態を、資格取得にかかる期間と費用...