『2歳半の息子くんが突然便秘になった』ママさん塾生からそんな話が出てあれこれ話し合いました。結局息子くんはオムツチャレンジが大きな要因みたいでしたけれど、『夏はお腹の調子が悪くなる』という実感を皆さんお持ちのようでした。

アホみたいに単純に考えたら、アイスとか冷たいものの食べ過ぎ飲み過ぎ、エアコンで冷え過ぎお腹を壊す・・・・・なんて考えが浮かびますが、そこまで単純じゃないように思います。3つも4つもアイス食べるなら別ですけどね。
しかも、下痢するだけじゃなく、便秘になったりガスが溜まってお腹がやたら張ったりということも夏は多いようなので、単純な“冷やし過ぎ”とはちょっと違うようです。

体温と自律神経とお腹の関係

消化器系の消化管(食道、胃、小腸、大腸)は不随意の内臓筋。つまり自律神経によってのみ動く筋肉でできています。
交感神経と副交感神経で行ったり来たりバランスしている自律神経は、自分の意識でどうにかできるものではなく、明るさ暗さ、温度、湿度、気圧など外部要因に大きく左右されます。(人間関係とかも)

体温は通常、目が覚めるとともに徐々に上がって夕方前くらいにピークを迎えて、就寝に向けて下がっていきます。

体温と自律神経

そんな体温のサイクルと自律神経(交感神経)は少しズレながら似たようなカーブを描くのが理想。他の季節なら、体温の変動を気温の変動が後押ししてくれますが、夏は何処に行ってもエアコンが入っていて目まぐるしく気温・体温が変わる。本来自律神経がコントロールするはずの体温が、外気の影響で変化してしまって自律神経が乱される。自律神経が乱れたら、それによってコントロールされている部分が芋づる式に乱れてくる。その辺が、夏にお腹の調子が悪くなる大きな要因だと思います。
体温の自然な変動は1℃程度ですが、夏の室温と外気温の差は10℃以上。そりゃ影響されちゃいます。

夏にお腹の調子が悪くなるのはなぜか

規則正しい生活が健康の秘訣の様にいわれるのは、体温と自律神経のサイクルを守るためですが、自然の摂理から外れた規則じゃ意味無いわけです。夏は暑い!それで良い。熱中症対策はもちろん必要ですけれど、日中に体温が下がらないような工夫がお腹の調子を整えてくれるかもしれません。

自然の摂理を邪魔しない自律神経サポート

自転・好転を続け、夜があり昼があり、季節が変わり天気が変わり、月や太陽の引力とも絶妙に関係しあう。そんな“地球”という巨大な生命体のイチ細胞として生かされているのが私達(妄想ですがw)。元々ある自然のサイクルから逸脱しないことは、自律神経を含め『健康』であるためにもっとも重要な事かもしれない。トラックドライバー時代、1週おきの夜勤を11年続けたおかげで自律神経のバランスが崩壊したパンチ伊藤の気付きでございますw。

すでに様々な自律神経調整法?訓練法?みたいなものがあちこちで紹介されているのでここでは割愛しますが、キモは自律神経も【緊張と弛緩】がシーソーみたいなバランスで成り立っていること。作用反作用の反射が生じるということ。つまり皆さんが大好きな『安定』を求めると上手くないので、たまにはワザとおもいっきり緊張したり弛緩(リラックス)したり、反射的な反作用を期待しましょう。

様々な調整法を“いつやるか”も大事。
例えば『朝に深呼吸』。これから交感神経が上がろうとする時にリラックスしちゃダメです。朝のストレッチも×。朝やるなら交感神経の上昇を助けるべく心拍が上がるくらいの運動が◯。朝ヨガなどはちょっとキツ目に追い込むくらいのメニューを組んで欲しいと思います。

わざわざ色々やるのが面倒な人は、とにかく自然のサイクルに身を任せること。おすすめは窓際のベッド。燦々と差し込む眩しい朝日で勝手に覚醒めるポジションを構えるのが、お手軽かつ最強。目覚めたらダラダラしないで直ぐ動く!寝る前にしっかりお風呂で温まってから、体温の下降とともに眠りにつくのもお手軽でおすすめです。

まとめ

夏は色んな意味で体温に注意。なるべく自然のゆらぎに任せましょうにすればお腹の調子もきっと良くなります!
整体やマサージも、午前中と午後で内容を変えると深イイですな。

体温と自律神経