手力整体塾がおくる『犬の整体師養成講座2015』がはじまりました。
どうしたわけか今年に入ってから受講申し込みや問い合わせが殺到。先日29日からの木曜コースは満員の4名、3/14からの土日コースも既に満員。4月から予定の木曜コースも既にご予約を頂いている状態です。満員4名というのが少な過ぎると思われるかもしれませんが、実際に犬への施術を行なう実習を考えるとこの人数が限界。これ以上増やすと講師の目も届かないしモニターのワンちゃんも変化に耐えられません。7日間とうい短期間で習得してもらうためのギリギリ少人数なのです。すみません。

ところで・・・
腰痛肩こりは【二足歩行になった人間の宿命】なんてことを未だに耳にしますが、分かりきっている自然の摂理と身体の構造を想像や妄想を入れずに素直な目で見れば、1Gという強力な重力がある地上で暮らすために1番優れた進化を果たしのはやっぱり人間だという事に気づきます。

1Gに対する優れた構造が二足歩行です

バランスを取るのが少々難しいですが、上手く立てばほぼ脱力して立っていられる構造は、完全な二足歩行が出来る人間だけに与えられた特権です。背骨(椎骨)が横方向に並んでいる四足ではどんなに上手く立っても重力に対抗する筋肉が疲労します。構造だけ見れば私達より余程頚肩コリ・腰痛が起りやすいのです。

走ることに特化して進化した四足歩行の動物は、脚の長さを稼ぐため、筋~腱のバネ効果を活かすために、地面からカカトを離して足ゆびでつま先立ち、【趾行】(しこう)と呼ばれる状態になりました。犬、ネコに代表される肉食動物の大半が趾行。
肉食動物から走って逃げなけやならない草食動物は、つま先の更に先っちょ、中指一本に集約された蹄(ひづめ)で【蹄行】(ていこう)。

ヒヅメ

進化というのはそれぞれの環境でもっとも適用するために起こっているのですな。

蹠行する動物の以外な共通点

二足直立&歩行をおこなう私達のように、足のカカトが接地して足裏全体で歩く場合は【蹠行】(しょこう)と言います。【蹠行動物】は人間と霊長類(猿)、熊・パンダ、げっ歯類。(体重が重い象は骨格だけ見るとカカトが浮いていて指も無いので、蹄行動物に分類されますが、カカトの下に脂肪がたっぷりあって事実上は蹠行のような・・・)。
一時某動物園のレッサーパンダが二本足で立って話題になっていましたが、踵が接地する蹠行なので実は珍しい事ではないようです。

蹠行する動物一覧をみて!!!とか閃いた人は動物博士並み!そうです、踵が接地して蹠行してる動物は=鎖骨があるのです!(象除く)ってワタクシ今気付いちゃいました(笑)。こういう瞬間があるから勉強は楽しい。しかも繋がった瞬間を体験すると忘れない。
(何事も例外がありまして、カンガルー、ワラビーなど有袋類の一部は、基本趾行なのに鎖骨があります。たまに踵接地して立ってますしね。)

鎖骨は何のためにあるのか、わざわざ教わらなくても見えてきますね。踵が接地したから手を使えたのか、手を使っていたから踵が降りてきたのか・・・・そんな事を考えるのが楽しいのはワタクシだけでしょうか。

そんな雑学も楽しみのひとつな犬の整体、スタートした昨年から講師小林が頑張ってカリキュラムが更に充実しました。そこで大変心苦しいのですが受講料の値上げを検討しております。次回募集、おそらく7月以降の6期から数万円程度の値上げになります。4月からの木曜コースにまだ若干空きがある(はず)なので、受講をお考えの方はこの機会にどうぞ。