母は相当な凝性で、私がもの心付いた時には、あんまマッサージ・鍼灸・カイロ・吸角・ゲルマニューム温浴とありとあらゆる療法を受けていました。
(カイロとかゲルマを30年も前に受けていたんだから恐れ入ります)
そんな母がいたから私はこの道に進んだのかもしれませんが、それでも当初は反対されました。閉鎖された院も知ってるはずですからしかたありませんが。
反対を押し切って、整体師になった私が母に沢山施術をしたかというと、そうでもありません。家族はお互いに甘えが生じるので、実践的な臨床は得られないから。
レベルが違いますが、外科医も家族の手術はしなそうです。
だからなのか、整体一本で食えるようになってからも、母に認められた感じはありませんでした。
それから数年。
そんな母から『ちょっと膝見てくんない』と電話。
階段を一歩ずつしか上り下り出来ないほど痛むらしく、『明日から旅行なのに・・・』と泣き言を言ってきました。
『どれどれ』と簡単な施術をした(この辺が家族のダメなところ)翌日、『治ったわ!嘘みたい』と余計な一言を吐き捨てて(この辺は受け継いでる)洋々と旅行に出掛けていきました。
その後、頼んでもいないのに患者さんを紹介してくれるようになって、療法マニアの母にようやく一人前として認められたようでした。
●『関節が痛い』と思っているので、膝痛を取ると驚かれます。
●膝痛をきちんと診れる人はあまりいないので、重宝がられます。




