大詰めをむかえている塾生は、今月に入ってから只々基本の練習に没頭しています。
手力整体の基本とは、姿勢・触り方・声のかけ方・間合いなど。
あきれるほどの『基本中の基本』を指します。
私達は整体師です。
整体は民間療法ですから、整体師はいわば“只の人”です。
そんな只の人が、患者さんお客さんの症状を治せるか?
答えはNO!です。
患者さんの状態を細かく検査して、『椎間板がちょっと』などと診断できるか?
これまた答えはNO!です。
診断や治療はお医者さんだけに許された行為ですから、
わかったとしても言ってはいけません。
治せたとしてもその手柄は患者さん本人のものです。
(↑ココ大事!)
じゃあ整体師の存在意義はどこにあるか。
治そうとするんじゃない。
治そう、治りそうと思ってもらう事が大切なんだ。
そんな気持ちになってもらうために、整体というツール(技)を使っている人のことを整体師と呼ぶ。
『病は気から』なんてNGワードだけれど、
痛みの生理学をきちんと理解すると、基本がすべてだと認識できるかも。
得意技を上手く使って、『治りそう』と思ってもらうように。
そして、『会えただけで楽になった!』と言ってもらえるように。
『治ってくれてありがとう』
そんな気持ちで料金までいただける。
整体師とはなんとも贅沢な仕事です。