頚椎
脊柱の中には、椎間板が存在しないところもある。 環椎後頭(かんついこうとう)関節(頭と第1頚椎)と、 環軸(かんじく)関節(第1~2頚椎)の2箇所だ。 よって、この2箇所には特別な名前が与えられているわけだが、 形も他の椎骨とは随分違っている。

第1頚椎(環椎・C1)
(上から見たところ)
椎骨の本体とも言える椎体が無く、
大きな椎孔(ついこう)を持つため、環状を呈している。
前後に分かれた椎弓(ついきゅう)と呼ばれる部分のみで構成されている。
青いところは関節面(上関節窩じょうかんせつか)。
ここに後頭骨が乗っているわけだ。
骨の話をしていると、良く出てくる窩と顆。
どちらも“か”と読むが、窩はへこみ、顆は出っ張りを意味する。

第2頚椎(軸椎・C2)
歯状起(しじょうとっき)という大きな突起が特徴。
突起が環椎の椎孔前部に収まり、環軸関節を形成する。
環軸関節を横から見るとこんな感じ。
首の回旋はほとんどこの関節で行われている。
ちなみに、環椎は後頭骨に埋まるように収まっているので、
外から触る事は出来ません。