椎間板ヘルニアのメカニズム

脊柱を形成する椎骨は、
クッションとなる椎間板を間に挟む形で連なっている。
(例外として、頭occと頚椎1番c-1、頚椎1番と2番c-2の二箇所に椎間板は無い)

椎間板の断面。
外周をとりまく丈夫な繊維輪と柔らかいゼリー状の髄核からなる。
繊維輪は膠原繊維と繊維軟骨から出来ており、髄核の圧力によって緊張を保っている。(髄核が内側から押している感じ)

何らかの原因で繊維輪が裂け、ゼリー状の髄核が自身の内圧により飛び出した物が髄核ヘルニアと呼ばれる。
(ヘルニアとは“突出”の意)
飛び出した髄核が脊柱管を通る脊髄神経や脊髄神経根を圧迫し、激しい痛みや痺れが起こると言われている。
髄核そのものはほとんど水分なので、通常1~3ヶ月前後で水分が飛び、
内圧が下がる事で引っ込むとされている。
だがまれに、骨芽細胞が髄核に入り込み骨化してしまう事もある。
手術でこれらのヘルニアを取り除いても、腰痛や神経痛が完治する例は多くなく、
画像で見て取れる神経の圧迫は、直接的な痛みの原因では無いかも知れないというのが最近の傾向で、温存療法が一般的になった。
>>>>椎間板ヘルニアになるのはなぜ?