重力と重心
この地球上に存在するもの全てと、切っても切れないのが重力。
地球上の全てのものは、1Gという強力な力で、
地球の中心に向かって引っ張られている。
体重50kgというは、1Gが掛かっている地球上での話で、
もし地球上の重力が2Gになったら、
その人の体重は100㎏になるわけです。
地球の重力が0.5Gになったらダイエットいらずですね。
重力があるので、全てのものには重心が存在します。
重力を感じ取って、無意識に重心を決めていける野生に対して、
私達人間は随分鈍感なようです。

地球の中心に向かって引っ張る重力、
通常は地面に対して垂直な線であらわされせます。
この線(重力垂線)上に、支点と重心が重なっている状態が、
野生にとっては当たり前の、一番負担が少ない姿勢です。

自分の股関節に寄り掛かるように、重心が前にずれるパターン。
ここ数年急激に増えているように思う立ち姿。
特に10代後半から20代前半の女性の多くがこんな格好で立っている。男性でもたまに見掛ける。(アンガールズとか)
お腹にまるで力が入っていないので、若いのに下腹が出て重心が前よりになり、それを補うように上体は後ろに反る。
内股の為内転筋が硬くなるのと相まって腸腰筋が縮こまり、腰の反りをより強調してしまう。

腰が引けて重心が後ろへずれるパターン。
全ての年代で見れば、この姿勢で腰痛を訴える人が一番多い。
男性、中年以降の女性はほぼこれになる。
常に背筋群だけで上体を支えているので、広い面の筋肉に痛みや不快感が出る。
筋力があるうちはいいが、背筋群が衰えてくると支えきれずに段々筋自体が伸びてきて、ついには腰が曲がる事になる。
特にデスクワークや運転など、膝を曲げて椅子に座っているいる状態が長い人は、ハムストリング(モモ裏の筋肉)が縮こまり骨盤を下方に引いてしまうのと相まって進行が早い。
>>>腹筋と姿勢